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精工舎 15日巻き座敷時計 「パ リ」 人生は、喜怒哀楽の繰り返し
愛娘が中学を卒業し高校へ進学しようという時期、 ’01年~ 彼女は大変な反抗期に陥った。 当時は、グリーンパークというマンションに暮していたのですが・・・ これから夕食という あるひと時 壁にかかった時計を、いきなりフローリングの床に叩きつけたのだ。 画像は、その結果 大正12(1923)年 精工舎掛け時計・置時計カタログ 「15日巻き座敷時計 パ リ」 それで幾分 勘気が納まったのか家を飛び出していった。 ・・・・暫らくの間帰ってくることは無かった。 親や家族から受けるプレッシャーなのか、 自分を取り巻く学校や、交友関係なのか、 自分自身になのか、 とにかく身の回りの全てを壊したかったのだろうか? 「会社に住んで、家へ通っていた」当時の私、 古時計ばかりじゃなく、私たち家族に愛情を注げとのことなのか??? 「積み木崩し」に、ただただ途方に暮れるばかりでした。 高校を何校も転校・退学。 大検を経て、大学へ進んだのでした。 現在はIT技能者で自立、近くに住まう親孝行な娘に戻っています。 往時嵌っていたスクーバ、それで訪れるパラオなどの南洋の島々。 娘の名前もそれに因んで名付けました。 最後の画像はパラオ・カープアイランド、無心に楽しむ愛娘です。
15日巻き座敷時計 パ リ 精工舎 60.000円0318
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1975年 東銀座 LOYAL ARTS 金色人物付き 小型石枠置時計
私のアンティーク・リストでは、1975年 8台購入と記録されている。 その内6台は東銀座 LOYAL ARTS / 村松 靖夫 さんから購いています。 他は、渋谷・神山町 PORT BELLOW(78F) などでした。 この東銀座の庇が傾きかけた木造の店が、駆け出しの私の嗜好とぴったりでした。 さて画像の置時計は、金色人物付き 小型石枠置時計 金色の人物像は、天使が果実からの雫を掬って飲んでいる姿です。 像はアンチモニー製のため、細部が破損しがちで、 最近では、完全な形で残っているのは稀です。 ムーブメントは8日巻き、 裏面の画像 丸いものが、8日巻きのゼンマイの香箱です。 大正5(1916)年から発売された。 大正12(1923)年 精工舎カタログより。
小型石枠置時計 精工舎 60.000円0318
