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マツダポーターキャブ(三方開)
マツダオリジナルの軽トラ、ポーターキャブ(三方開)です。年式は明記されていないものの、排気量360cc時代最終期の車体であり白のボディカラーと黄色ナンバーの組み合わせから、76年頃のモデルを再現しているものと思われます。 ヘッドライトベゼルがまん丸で昔懐かしの「m」マークが特徴である360cc時代のマスクをリアルに再現しており、ポーターキャブならではの可愛さが存分に感じられます。農家の人に鶏3羽のフィギュア、卵コンテナが付属した豪華仕様となっておりジオラマ製作にもうってつけと言えます。
1/64 トミーテック 2384円 お宝市番館Ratteboss
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ホンダアクティトラック タウン スピリットカラースタイル
ホンダの軽トラ、アクティトラック(4代目)のタウングレード特別仕様車、スピリットカラースタイルです。 4代目アクティトラックは2009年12月、トラックのみモデルチェンジする形でのデビューとなりました。先代モデルがセミキャブ化により狭いキャビンやロングホイールベースが不評となった点を踏まえ、2代目以前のキャブオーバー型に回帰する形となっています。ショートホイールベース化による小回り性能の向上や広くなったキャビン等により、軽トラとして使いやすいパッケージングとなった点が特徴です。MRレイアウトは引き続き継承され、「農道のNSX」と一部ファン等から呼ばれています。販売面は当初堅調だったものの、ライバル車のモデルチェンジの影響もあり販売は徐々に低迷し、2021年には生産終了となりホンダは軽トラ市場から撤退となりました。ただし、2018年には上級グレード「タウン」をベースとした特別仕様車をリリースしており、独特なカラーリングで注目を集めました。 3インチでは初となるアクティトラックの製品化ですが、実車が軽トラとして非常に真面目に作り込まれた魅力あるパッケージングであった事を改めて感じさせます。ホンダ初の軽トラにして市販四輪自動車であるT360をイメージしたベイブルー×ホワイトのカラーリングが実に魅力的に映ります。このモデルは4WD車の再現であり、リアのあおり部分には小さく「4WD」の文字が印刷されています。また、助手席側ドアミラーの下に補助ミラーが再現されている点もポイントと言え、非常に細かい所まで観察していると感じられます。ちなみに実車のスピリットカラースタイルにはHondaパワープロダクツをイメージした「フレームレッド×ブラック」のカラーバリエーションもあり、今後そちらの製品化にも期待したい所です。
1/64 トミーテック 2700円 駿河屋Ratteboss
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三菱ランサー GSRエボリューションⅣ(96年式)
三菱の4WDスポーツセダン、ランサーGSRエボリューションⅣです。96年式を再現しています。 ベースのランサーがモデルチェンジで5代目へ移行した事により、96年登場のランエボⅣはボディが新型に刷新され第二世代へと移行しています。AYC(アクティブ・ヨー・コントロール)の採用による旋回性能の向上、リアウイングの小型化による前後の揚力バランスの改善などが特徴として挙げられます。ランエボとしては最後の5ナンバーモデルであり、派手ながらもまとまったデザインである事が評価されていました。 ミニカーではシルバーのボディカラーを纏い、適度に派手なスタイリングの中に適度な落ち着きを感じさせます。シートは茶/黒のカラーリングで塗り分けられ、本格スポーツセダンながら快適性も考慮したキャラクター性が感じ取れます。その他各部の仕上げも申し分なく、現代では消滅してしまった5ナンバーサイズの本格スポーツセダンならではの魅力が存分に味わえるモデルだと言えます。
1/64 トミーテック 1980円 BOOKOFFRatteboss
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ホンダT360
ホンダ初の市販四輪自動車、T360です。実車の定番カラーであった水色のカラーリングを纏い、フロントに白いHマークの無い初期型が再現されています。 排気量360ccの軽トラだけあって1/64スケールだと随分小ぶりな印象ですが、スポーティなフロントマスクなど独自の存在感が見られます。フロントに白いHマークが無い事で、かなり引き締まった印象を受けます。ホイールデザインも軽トラとは思えないスポーティな雰囲気です。商業面では失敗だったものの、このT360はホンダならではのこだわりが凝縮された個性溢れる軽トラである事が改めて感じられます。尚、脱着可能な幌が付属しています。
トミーテック 2200円 OFFHOUSE LV-98aRatteboss
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トヨタクラウンアスリート(空色)
トヨタの高級セダン、クラウン(14代目)アスリートの空色仕様です。14代目クラウン前期型で設定されていた特別仕様車、空色editionがモデルとなっています。 モモタロウピンクを始めカラフルなボディカラーが特徴の14代目クラウンですが、この空色は比較的落ち着頂き感じであり爽やかな印象です。チョロQzeroの中でもハイディテール仕様なモデルらしく、ヘッドライト内の塗り分けやリアルに再現されたホイールなどハイクオリティな仕上がりになっています。サイドミラーやリアスポイラーパーツが付属しており、ユーザーが任意で取り付け出来る様になっています。
トミーテック 1320円 BOOKOFF Z-24fRatteboss
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日産プレーリーエステートNV(82年式)
日産が嘗て生産・販売していた小型ミニバン、プレーリー(初代)の4ナンバーバン仕様であるエステートNVです。82年式を再現しています。 多人数乗車となればキャブオーバー1BOXワゴンしか選択肢がなくまだミニバンという言葉も無かった時代に誕生した初代プレーリーでしたが、4ナンバー仕様のバンタイプも設定されていました。バンタイプのエステートNVは2列シートの3/6人乗り仕様となっており、サニーベースのコンパクトボディながらライトバンとしては人も荷物もゆったり乗せられる点が特徴でした。ボディ剛性の低さがネックでしたが、ミニバンベース故の広い室内や両側スライドドア、広い開口部等によりライトバンとしては使いやすいパッケージングとなっていました。プレーリーのコンセプトは寧ろこちらの商用モデルでしっかり活用出来そうな印象でしたが、商用モデルの設定は1世代限りで終了しています。 初代プレーリー自体モデルカーで希少な上、商用タイプとなればかなりマニアックな存在でありますが、奥まったヘッドライトなどエステートNVの特徴をしっかり捉えておりトミーテックならではのハイクオリティな仕上がりとなっています。革新的ながら車としての完成度が低いと言われた初代プレーリーですが、この商用タイプならパッケージングに優れたライトバンとして魅力を打ち出せたのではという気がします。多種多様な商用車がラインナップされていた時代ならではの魅力的な選択肢の一つであると感じられます。 ADの生産終了によりライトバン市場からも撤退となる日産ですが、いずれまたこの様な個性的な商用車も展開出来る様に奮起して欲しい所であります。
1/64 トミーテック 2530円 玩具店(個人経営)Ratteboss
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日産グロリア4ドアハードトップ V20ターボSGL(83年式)
日産グロリア(7代目)の4ドアハードトップ、V20ターボSGLです。83年式を再現しています。 7代目Y30型グロリアは1983年6月に登場、先代のキープコンセプトで当時の日産車に共通する直線基調のスタイリングが特徴でした。中でも、4ドアハードトップはガラスを折り曲げたリアウィンドウが個性を主張しています。先代に続いてパワフルなターボモデルが設定され、日本でも解禁となったドアミラーもこの代で初めて採用されています。 このミニカーではY30型の最初期型で中間グレードとなるV20ターボSGLが再現されており、最初期型ならではの黒バンパーが特徴です。専用のフロントグリルやドアミラー等の再現が実に魅力的です。渋い茶色のボディカラーや高級感溢れるホイールとも相まって、実車が5ナンバーサイズに収まるとは思えない程堂々とした佇まいと言った印象です。ボディカラーと内装のカラーのマッチングも絶妙と言えます。本当に古くからのセド/グロファンには堪らない、玄人好みのモデルだと感じられます。
1/64 トミーテック 1584円 BOOKOFFRatteboss
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日産キャラバン ロングデラックス(78年式)
日産のキャブオーバー1BOX、初代キャラバンのロングバンデラックスです。1978年式の標準ルーフ車を再現しています。 1973年2月にトヨタ・ハイエースのライバルとして登場した初代キャラバン(E20)は3/6人乗りのバン、9人乗りコーチ、15人乗りマイクロバスがラインナップされており、標準ボディとロングボディの2種が存在していました。ライバルのハイエースに比べるとホイールベースがやや長く、リアオーバーハングが短い設計となっている点が特徴です。また、スライドドアのレールを隠す為のボディを一周するモールもスタイリング上の大きなポイントと言えます。尚、1976年には日産プリンス向けの姉妹車、ホーミーも登場しています。 通常トミカでも嘗て初代キャラバンが製品化されていますが、そちらはハイルーフ仕様となっており、トミカリミテッドヴィンテージNEOとは差異が見られています。トミカリミテッドヴィンテージNEOでは実車がマイナーチェンジを受けた後期型で再現されており、フロントマスクも後期型仕様となっています。明るいグリーンのボディカラーに茶色の内装、銀メッキホイールの組み合わせが正に初代キャラバンのイメージをしっかり再現しており大変魅力的です。スライドドアやリアゲートの開閉が可能となっており、1BOX車ならではのアクションを楽しめる点もポイントです。 今後兄弟車のホーミーも製品化される予定ですが、他にも9人乗りコーチなど幅広いバリエーション展開にも期待したくなります。
1/64 トミーテック 3300円 HOBBY OFFRatteboss
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ホンダS800クローズドトップ
ホンダのオープンカー、S800のクローズドトップ仕様です。 レモンイエローのボディカラーがこの車によく似合っており、黒内装との組み合わせも魅力的です。ステアリングがきっちり塗り分けされている点もポイントです。1/64スケールだと可愛らしいサイズとなっており、実車のコンパクトさがよく分かります。尚、製品名の通りクローズドトップが前提の構造となっており、付属している白のハードトップと黒のソフトトップがそれぞれ脱着可能となっています。ハードトップ、ソフトトップ、オープンの3つの表情が楽しめる点が嬉しいポイントと言えます。
1/64 トミーテック 1000円 お宝買取団Ratteboss
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いすゞベレット1300
いすゞが嘗て生産していた小型車、ベレットの4ドアセダンです。廉価モデルである1300が再現されています。 個人的にベレット=ベレGのイメージがかなり強いですが、ベレットが本来実用的な小型大衆車である事を再認識させる様なシンプルな仕上がりとなっています。丸目二灯のヘッドライトはベレットのイメージからすると地味な印象もありますが、愛らしくも感じられます。ホワイトのボディに銀メッキのバンパー/ホイール、赤い内装の組み合わせが上品な印象で、ベーシック仕様ながら主張が感じられます。 ベレットでも様々なバリエーションを展開し、地味なセダンの1300までも製品化するのがトミーテックらしく実にマニアックと言えます。
1/64 トミーテック 1200円 駿河屋Ratteboss
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三菱3輪ペットレオ
三菱自動車が嘗て生産していた軽オート三輪、三菱3輪ペットレオです。トラックタイプが再現され、脱着可能な幌が付属しています。 1959年、当時の軽オート三輪ブームに対応する形で登場した三菱レオは、漫画家の故・手塚治虫氏の作品の主人公の名にあやかって命名されており「三菱3輪ペット」の新ジャンル名が与えられました。スチール製の小鳥の顔を思わせる全天候型キャビンや水平に寝かせて搭載した単気筒エンジンが特徴となっています。オート三輪史上初のシンクロメッシュ式3速MTの搭載も画期的でした。しかし、軽オート三輪ブームも長続きせず、需要が4輪トラックへ移行してきた事もありレオは1962年に生産終了となりました。これにより、オート三輪市場からは完全撤退となっています。 軽オート三輪市場の代表であるダイハツ・ミゼットの良きライバルと言えた三菱レオですが、今一つ認知度が低くモデル化にも恵まれなかった印象です。トミカリミテッドヴィンテージでようやく陽の目を見た印象ですが、1/64スケールとなればかなり小さく可愛らしい雰囲気です。フロントマスクはまるで小動物の様な愛嬌が感じられます。改めて、様々なオート三輪が街中で活躍していた時代が偲ばれるモデルになっています。
1/64 トミーテック 880円 HARDOFFRatteboss
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トヨペットクラウン スタンダード
初代トヨペットクラウンのスタンダードグレードです。スタンダードグレードとは言え高級感溢れる黒塗りの塗装が施されており、ショーファードリブンらしい趣が感じられます。 トヨタのみならず日本を代表する高級車ブランドであり且つ日本初の純国産設計の乗用車である初代トヨペットクラウンですが、デビューから70年近く経つ現在でも登場時のインパクトは薄れていない印象を受けます。トミカリミテッドヴィンテージでは比較的初期のモデルになりますが、メッキパーツを効果的に使用しつつ、エンブレム類まで抜かりなく再現し力の入り具合がうかがえます。黒塗りのボディカラーにより高級車としての貫禄が感じられ、やはり初代クラウンと言えば黒塗りのボディカラーが一番しっくりくる印象です。
1/64 トミーテック 1320円 HOBBYOFFRatteboss
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トヨタカリーナ1600GT-R(84年式)
トヨタカリーナ(3代目)のスポーツグレード、1600GT-Rです。後期型の4ドアセダン、1984年式を再現しています。 1984年に次世代となる4代目カリーナ(T150系)が登場していましたが、FR最後の世代となるこの3代目も併売されていました(GT系は1985年に4代目へ移行)。1600GT/GT-Rは当時のAE86レビン/トレノとも共通の4A-G型エンジンが搭載され高回転型のエンジンフィールを売りとしていました。 トミカリミテッドヴィンテージNEOでは久々の登場となったAA63カリーナですが、派手な赤のボディカラーもこの車によく似合っています。赤といえばツインカムターボの1800GT-TRのイメージがありますが、やはりこのモデルのカラーバリエーションとして赤は外せないと思います。箱を連想させる角張ったスタイリングに派手なカラーリングの組み合わせが、いかにも80年代のスポーツセダンならではといった雰囲気で好印象です。スポーツセダンとしてのイメージが強い3代目カリーナ故スポーツグレードが製品化されていますが、本来のポジションと言えるファミリーセダンとしてのグレード(マイロード等)も製品化に期待したい所です。
1/64 トミーテック 1780円 お宝買取団Ratteboss
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トヨタカリーナ 1600DX
トヨタの小型セダン、カリーナの初代モデルです。後期型の4ドアセダン、1600DXを再現しています。 初代カリーナは1970年12月、トヨタのスペシャリティカーであったセリカとシャシを共有した小型セダンとして登場し、当初2ドア及び4ドアのセダンをラインナップしていました。車格の近いセダンであったコロナがファミリー層を意識した落ち着いた雰囲気であったのに対し、カリーナはやや若向けでスポーティなキャラクターが特徴でした。車の特徴から「足のいいやつ」というキャッチコピーが生まれた事や俳優の故・千葉真一氏がCM出演した事(4代目まで)も話題となりました。途中で2ドアハードトップも追加され、スポーティイメージが更に高められています。この初代カリーナは1977年8月までと比較的長期に渡り生産されました。 初代カリーナのミニカーは2ドアセダン、もしくは2ドアハードトップが殆どであり4ドアセダンはトミカリミテッドヴィンテージNEOが唯一の存在となります。ベーシックグレードでマルーンのカラーリングが渋いチョイスであると感じられますが、フロントマスクのデザインやセミファストバックに近い印象のスタイリングはカリーナならではの個性が感じられます。トミカリミテッドヴィンテージNEOでは割と初期のモデルになりますが、クオリティの高い製品に仕上がっていると感じられます。
1/64 トミーテック 1540円 BOOKOFFRatteboss
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マツダボンゴブローニイバン 誘導標識車(警視庁)
マツダのフルサイズ1BOXバン、ボンゴブローニイバン(2代目)の誘導標識車です。低床(後輪シングルタイヤ)車ベースの警視庁仕様を再現しています。 ボンゴブローニイは1983年に商用車ボンゴの上位機種として登場し、トヨタ・ハイエースや日産・キャラバン/ホーミー等と競合する存在でした。1999年には2代目にモデルチェンジしましたが、GLスーパーを除き外観は初代とあまり変わらず、実質的にはマイナーチェンジという状態でした。2010年まで生産されたものの、そうした状況もあり2000年代に入ってからはライバル車に比べ古さは否めず地味な存在となっていました。しかし、価格の安さやライバルに比べ長い荷室等が着目され法人や官公庁で多く導入され、現在でもまだまだ多くの車両が活躍しています。 史上初の立体化となるボンゴブローニイですが、この様なマニアックな車種にスポットを当てるのは流石トミーテックといった印象です。今回標準車のみならず警視庁の誘導標識車も製品化され、ルーフの表示器やサーチライト、助手席後方の操作機器等かなりこだわって再現されています。更にこのモデルのハイライトとして左側スライドドア及びバックドアの開閉アクションの存在が挙げられ、活躍シーンの再現等様々な遊びも楽しめます。実直さが魅力の実車の雰囲気を丁寧に再現しており、今後幅広いバリエーション展開に期待したい所です。
1/64 トミーテック 3700円 タムタムRatteboss
