鴻之舞鉱山 絵葉書セット袋/北海道紋別市 PC020-00

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絵葉書のセット袋に住友の井桁マークが入っており、恐らく住友総本店(後の住友金属鉱山)が昭和10年代に作らせたものと思われます。

鴻之舞鉱山は1915年(大正4年)に発見され、共同組合方式で開発が始まりましたが、1917年(大正6年)に住友総本店(後の住友金属鉱山)が買収、以後資源枯渇等により1973年(昭和48年)に閉山になるまで、累計で金72.6トン、銀1,234トンを産出したとされ、金生産量は菱刈鉱山(鹿児島県、現在も稼行中)、佐渡鉱山(新潟県、1989年(平成元年)閉山)に次ぐ日本第3位の大規模金山でした。

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