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ミルク貨車「Dairymen's League Milk」( Tyco / HO )
Dairyman's League (デイリー・マンズ組合)、後のDairylea Cooperative Inc.(デイリー・リー協同組合会社)は、ニューヨーク州オレンジ郡の酪農家グループにより1907年に設立された酪農協同組合でした。 1920年代には組合の会員数は各地で10万以上の農場に増えています。 当初の社名はこの貨車に書かれている「Dairyman's League Co-Operative Association」でしたが、1969年、この組合の最も有名な製品である「Dairylea Milk」にちなんで社名を変えました。 そして、Dairyleaは2014年4月1日に業界統合でDairy Farmers of America(DFA Milk)となっています。 https://www.dfamilk.com 日本だと、CO-OPの牛乳みたいなもんですかね? アメリカのスーパーでは普通にこの牛乳が売ってるのかな? * * * * * この模型は、3枚目の写真のとおり、その他のアイテムとのガラクタ抱き合わせの中に入っていました。 このセットでなんと100円‼️笑 なのでこの貨車だけみたら10円以下で手に入れられています。超お得🉐 当初は4枚目の写真のとおりキズだらけで部品欠損あり、、、なので入手後に5-6枚目のような作業で塗装はタッチアップしてカプラーも直し、レストアしました。 この製品はスロットカーでも有名なタイコ(Tyco)社の製品、同社はアメリカでは廉価な主に子供向け入門用のHOゲージを扱っています。(トイザらスとかで売られてます) じつはコイツは部品取り貨車にしちゃおうかと思ったんですけど、ふと思って調べてみたら全米ミルク業界も面白かったので、こうやってレストアして展示に回しました✌️ できれば、牛乳アイテムをコレクションしてる方に差し上げたいと思ってます(笑)
HO TYCO 10円以下 ネットオークションT. S
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KROMBACHER #4 -[CAB]( Märklin / HO )
ドイツ西部、オランダとベルギーと国境を接するノルトライン・ウエストファーレン州。 州都はデュッセルドルフで、西ドイツ時代の首都ボン市や工業地帯として知られるルール地方を擁する州ですが、その州南部にあるクロイツタール市、市内のクロムバッハー地区にある醸造所が『Krombacher』(クロムバッハー)醸造所です。 1803年、地元の宿屋の息子、ヨハネス・ハース氏により創業され、現在ではオーナーは変わっていますが、いまだに大手系列ではなく個人経営の企業として存続しています。 個人経営といっても、クロムバッハ醸造所はドイツでも最大規模の醸造所のひとつとして知られています。(ドイツで最も売れているビールの第二位だそうです) そのクロムバッハの数あるラインナップのうち、過去に販売されていたちょっと変わったドリンクがこの「CAB」でして、若者向けに作られたビールベースのドリンクです。 「CAB」とは「Cola and Beer」の頭文字から取った商品名で、いろいろとバリエーションがあるようですが、その全てはなんと、ドラゴンフルーツで風味付けされていたそうです。この貨車のロゴの下にもそう書いてあります。(3枚目画像) コーラとビールにドラゴンフルーツ…、悪いけど、ぜんぜん飲みたいと思いません・笑 日本では見たことも聞いたこともありませんが、ネット情報によると、どうも2022年ころまでに販売が終了したようです。 ちょっとキワモノすぎたんでしょうかねw この貨車も、買おうか買うまいか相当迷ったのですが、最後にウーンと数分間悩んだ末…、無意識に指がポチっとやってました…。
HO Marklin 2,000円 メルカリT. S
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COORS #2 ( Athern / HO )
米国のビール・ブランド、クアーズのビール貨車。 創業は1873年、コロラド州のゴールデンにてドイツ移民のアドルフ・クアーズによりビール造りが始められました。 ロッキー山脈の湧き水で作られる高品質のビールで発売当時から「バンケット・ビール」と呼ばれたそうですが、これは、豪華な宴会(バンケット)向けの高品質品という意味でしょうか。実はこの部分、いくら調べてもネット上に情報なし。。。 この貨車の側面にも赤いデザインでバンケットと描かれています。 貨車は米国アサーン社製のHOゲージです。木造のリーファー(冷蔵貨車)を再現したモデルです。 ところで知りませんでしたが、2022年で日本ではクアーズの正規品の扱いは終了、売ってないんですってね。そう言われてみれば見ませんね。 デンバー郊外のゴールデンの町に工場があって、工場見学ツアーがあるそうです。ちょっと行ってみたいぞ。
HO Athern 1,425円+送料 ネットオークションT. S
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Gilden Kölsch ( Liliput / HO )
わかりそうでなかなか読めないフォントで、調べるのに苦労しました。ギルデン・ケルシュ(Gilden Kölsch)って書いてあるんですね、コレ。 ギルデン醸造所のケルシュビール、すなわちケルン地域のビール広告です。 ギルデンの文字の下に「Bergische Löwen-Brauerei」と書いてありますが、もともとの起源は1863年にフランツ・リュルスドルフ氏の未亡人によって設立された醸造所、のち1919年にバルサム醸造所と合併してBalsam OHGBalsam Bergische Löwen-Brauerei AGに社名が変わるので、この貨車は1919年以前を再現したモデルですね。 いまでも現存するビール会社です。(ケルシュビールを作っています) モデルはオーストリアのリリプット社製、相変わらず古いモデルは底面に刻印がなくて身元がわかりにくい(他と比較して確認するしか無い)ので困ります…。
HO Liliput 1,500円くらい ネットオークションT. S
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DAB #4 ( Märklin / HO )
ドイツ、メルクリン社製のHOビール貨車、ドルトムントの『DAB』(ダブ・ビール)です。 模型はドイツ統一後の製品、made in Germanyの刻印が裏面にあります。 側面右側のピルスナーのロゴの下の赤い帯のところ、「幸せのために DAB」とキャッチコピーが書いてあります。 DABというのはドルトムンダーのActien Brauerei、すなわち「ドルトムント醸造会社」という意味で、そのD, A, Bのイニシャルがブランド名になっています。 1875年創業の歴史ある醸造所です。 こちらのビールのスタイルは“ドルトムンダー・スタイル”と言いまして、この“ドルトムンダー”というのは「ドルトムントで作られるピルスナー」のことを言います。(つまり、ピルスナーなんです。) ホップの苦みはほどほどに抑えられた穏やかなビールで、日本のサッポロ(エビス)もこのスタイルに該るそうです。
HO Marklin 2,600円 メルカリT. S
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KIRIN #7 ( Liliput / HO )
元はと言えば…、武蔵小杉の老舗鉄道模型ショップ、共立工芸さんが1984年にオーストリア🇦🇹のリリプット社とのコラボで商品化した「キリンビール貨車」、今や幻の超珍品です👆 これ↓ https://muuseo.com/T.S_beer_wagons/items/382?fb=open 車体に「共立工芸」の白抜き文字が、いわゆる「共立フォント」でさりげなく描かれているのですが…、、、しかし、この個体…なにかおかしいですね🤔? そうです。その共立工芸のマークがないんです。(※2枚目と4枚目の写真をご参照👆) そこで、共立工芸さんに直にアタック。聞いてみました。 ①もともと、リリプット社にオーダーして作ったものには共立工芸のロゴが描かれている。 ②じつはこの貨車、本家本元のキリンビールには許可を取らずに商品化(笑)1980年代、まだそのへんは緩い時代でしたからね。 ③そしたら、あとで見つかってキリンビールに怒られた(笑)で、そのあとで発売をやめた。 ※共立工芸さんで把握されているのはここまでのようで、、、 ↓↓↓ 共立のロゴのない個体は、そのあともリリプット社が勝手に発売したものではないか?…とw なるほど🤭笑 これはこれで珍品ですねww こちらの個体は、tomo-s館長と「ロゴ入り/ロゴなし」をトレードして入手。 ありがとうございました🎶
HO Liliput 1:1のトレードT. S
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ミリタリー貨車(その5)キングタイガー
地味に気になるミリタリー貨車の「その5」 オーストリアのリリプット社製品のHO、古〜いもので、これはおそらく1960年代〜70年代前半のものではないでしょうか。それ以降のパッケージよりさらにら古い全て紙のパッケージです。 貨車は3軸ボギー式の旧ドイツ軍が使用していた戦車搭載用フラットカーを再現しています。 そして搭載している戦車、HOサイズのケーニヒス・ティーガー、つまりVI号タイガーII、すなわち「キングタイガー」戦車ですが、最初は単純に「ロコのミニタンクかな?」と思いきや、裏面を見るとこれも貨車と同じくリリプット社製です👆 そして造形がかなりヒドイです(笑) ロコの初期のものとそっくりさんですが、もしや、リリプットがミニタンク系から撤退し、ロコが金型を引き継いだのでしょうか? いやに切り立った前面装甲とか、側面の造形や砲塔の作り、どこからどうみてもロコ初期のものです。 🤔??? これをどうにかするには、こうする↓↓↓しかない! https://muuseo.com/T.S_beer_wagons/diaries/503 でももう同じことはやりたくない(笑)
HO Liliput 忘れましたT. S
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ミリタリー貨車 その4 ジープ輸送
密かなマイブームの「ミリタリー貨車」笑 その4です。(6に飛んで欠番の5は、そのうち登録します。お待ちクダサイ) オーストリア🇦🇹のロコ社製のHO貨車、スイス国鉄SBB-CFFの2軸ロングのフラットカーに、スイス軍のM38ジープが2台、積載されています。(ROCO製品No. 67424) 比較的あたらしいミニタンクシリーズの車両モデルなので、ちゃんとタイヤがゴムパーツで作られていて精密です。 主役の貨車も精密、、、素晴らしい貨車模型です。 こちらは亡き父が購入していたモノです。なんでミリタリー貨車をこの1両だけ買っていたのか、、、もうその理由を聞くことは出来ませんが、、、今後は我が軍に編入、ジープは塗装します👆
HO ROCO 不明 けっこうするはず 実家T. S
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Pott's Brauerei ( Märklin / HO )
オランダとベルギーと国境を接するドイツ西部のノルトライン=ヴェストファーレン州、州都はデュッセルドルフですが、その他、ケルン、ドルトムント、エッセンなどの有数の大都市を擁する州で、西ドイツ時代に首都たったボンもこの州にあります。 ポッツ醸造所(Pott's Brauerei)は、大都市ドルトムントから北西に50kmくらいにあるエルデ(Oelde)の町の外れにある醸造所です。 創業は1769年。フランツ・アーノルド・フェルドマンがイエズス会修道院から醸造所を譲り受け、以来今日まで7世代にわたって家族経営で存続しています。 Googleマップのストリートビューで見てみましたが、レストランも併設された楽しそうなところです。行ってみたいですね。 同社のウェブサイトもキレイで見応えあります。 このメルクリンのビール貨車も、ポッツ醸造所のシンボルカラーであるグリーン系を基調とした品の良いデザインですね。 こういうのを見ると、飲んでみたくはなるのですが、まぁ日本ではムリでしょうね…、きっと。 どなたか見かけたら教えてくださいm(_ _)m
HO Marklin 1,500円くらい ネットオークションT. S
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Sonnenbräu ( Märklin / HO )
ゾンネン•ブロイ、ドイツ南部のバイエルン州、デイリンゲン地区の街、ラウインゲンにあった醸造所です。 この醸造所はなかなか情報がなくて調べるのに苦労しました。(ここに情報が•http://www.weizenbierglaeser.de/sonnenbraeu-lauingen.html) 1622年創業、歴史のあるビール工場です。小麦のビールが名物だったらしいのですが、ドイツ統一の一年前、1989年に廃業しています。 模型はメルクリンの標準の冷蔵貨車ベースです。西ドイツ時代のモデル、屋根のベンチレーターは右千鳥です。
HO Marklin 1,500円くらい ネットオークションT. S
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ミリタリー貨車 その6
実は密かに注目しているミリタリー貨車、その6です。あれ?4と5が登録されてないけど、と気付いた方はまずいないと思いますが、実はあるんですけど未だ登録していません。 さて、なかなか珍しいスペイン🇪🇸のエレクトロトレン社製のHOミリタリー貨車、武蔵小杉の共立工芸さんを初訪問した際に、入店直後にまず発見したのがコレです。(6枚目の写真の真ん中あたりにポツンと置いてありまして…) そしてなんと1,555円という破格値‼️オトクー その後、2時間店内にいましたが、子供がオモチャ屋で欲しいミニカーを握りしめているかのごとく店内でずーっとコレを握ってましたw(だって、誰か他の人に買われちゃったらコマルので〜) 4軸ボギーの重量物用フラットカーの上に、M106 自走107mm迫撃砲が2台載っています。 ロコのミニタンクシリーズ以外でこういう製品があるのはなかなか見ませんね。このタンクもエレクトロトレン社の製品なのかな…? M106 自走107mm迫撃砲とは、M113装甲兵員輸送車(APC)の車室に107mm迫撃砲を積み自走砲にしたタイプ。 実は、ちょっとこの2台の車体を貨車から取り外して我が軍に編入したいんですが…、どうも接着されてるようで…。。。 うーん、どうやったら取れるかな🤔?
HO Electrotren 1,550円T. S
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MONT BLANC ( Märklin / HO )
フランス東南部、オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方、オート・サヴォア県、シャンベリにある「モンブラン醸造所」(Brasserie du Mont-Blanc)が生産する「モンブラン・ビール」(Biere de Mont-Blanc)のビール貨車です。 創業はサヴォア(サヴォイ)公国時代の19世紀らしいのですが、1999年に現オーナー会社に引き継がれ、現在に至ります。(もう少し調べたら、2023年にベルギーの食品会社に買収されたとか…) サヴォア県の由来は19世紀のサヴォア公国、ここは19世紀のイタリア統一戦争でフランスとの交渉の引き換え条件として、サルディニア公国からナポレオン3世のフランスに譲渡された地域だそうで、、、この辺の歴史もじっくりやったら面白そうですね。 このブランドの特徴は、海抜2,074メートルに位置する「l'Enchapleuze」と呼ばれる水源で採水されたモンブランの湧き水で作られていることで、そう言われると飲んでみたいモノですが…、日本では見かけないビールです。
HO Marklin 1,500円くらい ネットオークションT. S
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Schönberger ( Märklin / HO )
Schönberger(シェーンベルガー)醸造所、ドイツ中部のヘッセン州、Groß-Bieberau(グロース・ビーベラウ)の街にかつてあった民間のビール醸造所です。 1835年にフォン・ルートヴィヒ・シェーンベルガーによって設立され、約160年後の1998年に経営難により閉鎖されました。 塀に囲まれ大きな煙突を持っていたシェーンベルガーのビール工場はこの街のランドマークでしたが、ビール工場の閉鎖後、一部の建物は精神病の人々のアパートや介護施設などに再利用され、シンボルの煙突は2014年に老朽化で取り壊され、いまでは存在しないそうです。 いったいどんなビールだったのでしょうかね…。
HO Marklin 1,500円くらい ネットオークションT. S
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ROGG ( Märklin / HO )
ドイツ南部、ヴュルテンベルク州レンツキルヒ市の個人経営の醸造所、ロッグ(ROGG)醸造所の商品のうち、セミドライと同社が称するピルスナー(低面発酵の金色のラガービール)がこの「ジップフェル」(Zipfel)です。 このロッグという会社はレストランで、地元のドイツ料理を出すレストランが地ビールも作ってます、というタイプの醸造所です。 ちょっと飲んで見みたいですが、ぜったいに日本には流通していないでしょう。 どこぞの商社さん、ぜひ日本に引いてきてください。
HO Marklin 1,500円くらい ネットオークションT. S
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KARLSBERG ( Märklin / HO )
カールスバーグ醸造所。カールスバーグと言ってもデンマークのアレではなく、ドイツのカールスバーグ社。 ドイツ西部のやや南、フランスとルクセンブルグに国境を接するザールラント州のホンブルク市にある醸造所で、創業は1878年。醸造家のクリスチャン・ヴェーバーにより設立されて以来、現在でもヴェーバー家による家族経営の醸造会社です。 ドイツ語ではカールスベルクと読まれ、デンマークの有名なビール会社カールスバーグ(Carlsberg)と区別するため、ドイツ国外ではカールスブロイ(Karlsbräu)とも呼ばれているそうです。 同社の数あるラインナップの中でも、この「カールスバーグ・ウルピルス」というピルスナービール(下面発酵の金色のラガービール)は、ロンドンで開催された2024年のワールドビール賞でドイツで最高のピルスナーとして表彰されました。
HO Marklin 1,500円くらい ネットオークションT. S
