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KROMBACHER #4 -[CAB]( Märklin / HO )
ドイツ西部、オランダとベルギーと国境を接するノルトライン・ウエストファーレン州。 州都はデュッセルドルフで、西ドイツ時代の首都ボン市や工業地帯として知られるルール地方を擁する州ですが、その州南部にあるクロイツタール市、市内のクロムバッハー地区にある醸造所が『Krombacher』(クロムバッハー)醸造所です。 1803年、地元の宿屋の息子、ヨハネス・ハース氏により創業され、現在ではオーナーは変わっていますが、いまだに大手系列ではなく個人経営の企業として存続しています。 個人経営といっても、クロムバッハ醸造所はドイツでも最大規模の醸造所のひとつとして知られています。(ドイツで最も売れているビールの第二位だそうです) そのクロムバッハの数あるラインナップのうち、過去に販売されていたちょっと変わったドリンクがこの「CAB」でして、若者向けに作られたビールベースのドリンクです。 「CAB」とは「Cola and Beer」の頭文字から取った商品名で、いろいろとバリエーションがあるようですが、その全てはなんと、ドラゴンフルーツで風味付けされていたそうです。この貨車のロゴの下にもそう書いてあります。(3枚目画像) コーラとビールにドラゴンフルーツ…、悪いけど、ぜんぜん飲みたいと思いません・笑 日本では見たことも聞いたこともありませんが、ネット情報によると、どうも2022年ころまでに販売が終了したようです。 ちょっとキワモノすぎたんでしょうかねw この貨車も、買おうか買うまいか相当迷ったのですが、最後にウーンと数分間悩んだ末…、無意識に指がポチっとやってました…。
HO Marklin 2,000円 メルカリT. S
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Hofbräu #4 ( Marklin miniclub / Z gauge)
ドイツ、シュツットガルトの「Stuttgarter Hofbrau」(ホフブロイ)のビール貨車です。 同社のwebsiteを見ると、小麦のヴァイツェンビールを中心に製造・販売しているようです。 モデルはメルクリン・ミニクラブの小さなZゲージ貨車、縮尺はNゲージより小さな1/220です。現代の冷蔵貨車だともう少しロング車体ですが、この時代の貨車にもなると本当に小さな模型で、小指の第二関節までくらい…でしょうかね。 でも、小さいくせに中古でもいいお値段します笑 端部にブレーキ手室の付いた古典木造貨車を再現した精密なモデルです。 久々にZゲージ貨車を増備しました。Zゲージもなかなか良いモノですね。レイアウトを作りたいぞ!(2025年4月)
Z MARKLIN mini- club 2,700円 メルカリT. S
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Patrizier-Bräu ( Minitrix / N )
Patrizier Bräu(パトリツィエ醸造所)、バイエルン州北部、アッパーフランケン地方の複数の醸造所が合併し1972年にニュールンベルグにて設立されましたが、22年後の1994年に当時の株主が経営整理を行い本ブランドの市場撤退を決定。 現在ではドイツの国内市場から姿を消してしまいました。(トゥハー社がブランド名だけを引き継ぎ、輸出用の商品にその名を冠しているそうです。) 模型は西ドイツ時代のトリックス社による「ミニトリックス」(トリックスのNゲージブランド名)です。 カチッと作られた西ドイツ製らしい鉄道模型で、好感が持てますね。表記も精密で、素晴らしいモデルです。久々にNゲージ貨車を増備しました。(2025年4月)
N MINITRIX 1,600円 メルカリT. S
