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CielBleu

  • #持ち運び可能なウッドテーブルに特徴
  • #オンラインストアのみ

実店舗はなく、主に直営サイトで販売しているガレージブランド「CielBleu(シエルブルー)」。ほかに「コーヒーハウスシェイカー」(栃木県那須塩原市)、「WILD-1(ワイルドワン)」(多摩・入間・お台場など)は実店舗で購入可能。「ソトソトデイズ」、「カスケードループ」などのオンラインショップでも購入可能。
※工房所在地はプレスルーム(ショールーム)兼オフィスで、リテーラー、各メディア出版関係向けショールームとなっており、一般に向けての開店営業はしていない。

ネットショップのみ

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「You are what you "collect".」現代アート・コレクター深野一朗のコレクション観_image

「You are what you "collect".」現代アート・コレクター深野一朗のコレクション観

現代アートは、時に読み解くことがむずかしい。現在進行形なだけに、美術史におけるはっきりとした評価が定まっていないことも多い。そんなアート作品を購入するコレクターさんは、何をみて、何を決め手にしているのだろう。

そこで現代アート・コレクターの深野一朗さんに、こんな質問をした。

‟身近な方がアート作品の購入を迷っていたら、どんなアドバイスをしますか?”

深野さんは「何もいえません」と笑った。

現代アートとの出会いから、作品購入時のチェックポイントまで、深野さんはなんでも具体的に答えてくれていたので、この反応は少し意外だった。しかし「何もいえない」の先にあったのは、あらゆるジャンルの純粋なコレクターほど、深く共感できるであろう、深野さんのコレクション観だった。

あなたなら、どんなアドバイスをしますか?あなたは、何を集めますか?

座談会「これだけは言わせて、日本の現代アート事情」_image

座談会「これだけは言わせて、日本の現代アート事情」

2008年春。活気あるビジネス街丸の内で、次世代を担う7つの若手ギャラリーによる展覧会が開催された。ニュートーキョーコンテンポラリーズと名付けられたそのイベントは好評を博し、同名のアソシエイションとして発足。東京のアートシーンの活性化を目指して活動した。

当時次世代として位置づけられたギャラリーもキャリアを積み重ね、現在はArt BaselやNADA Miamiなどの世界の名だたるアートフェアに出展し存在感を発揮している。1990年代に日本で現代アートの土壌を作ったギャラリストを第一世代とし、彼ら彼女らを第二世代とするならば、さらにその下の第三世代ともいえるギャラリストも出てきている。

今回、ニュートーキョーコンテンポラリーズで活動していた無人島プロダクションの藤城里香さん、青山|目黒の青山秀樹さん、MISAKO & ROSENのローゼン美沙子さん、ローゼン・ジェフリーさんによる座談会を企画。本連載「What is 現代アート!?」モデレーターの深野一朗とともに、日本の現代アート事情ついてざっくばらんにお話してもらった。

デザイン・スタイルを知ると「革靴」の選び方も深まる_image

デザイン・スタイルを知ると「革靴」の選び方も深まる

女性の足元をより快適かつ素敵に仕上げてくれる「おじ靴」。靴の選択肢の一つとして加えれば、今まで出会ったことのない新たなファッションの価値観に目覚めるかもしれません。

当連載では、『紳士靴を嗜む』の著者であり、2020年の「靴磨き選手権大会」でMCを務めた服飾ジャーナリストの飯野高広さんが、近年一部の女性の間で評価を得つつある「おじ靴」について解説していきます。そもそもおじ靴とはどんなもの?という基本のことから、普段は語られないデザイン・革の種類、いざ履く前の大事なお約束ごと、足のお悩みに合わせた選び方、さらに知れば知るほど面白くなる靴の構造や磨き方など、全7回(予定)にわけてお届けします。

今回は、おじ靴のデザイン・スタイルについて。本来の用途を知ると、ビジネスシーンや冠婚葬祭など、いろんな場面で活躍してくれることがわかります。それだけでなく、同じような起源を持つ靴と服とをコーディネートしたり、敢えてハズシをしても「説得力」を逆に高められたり……。前回のディテール編と併せて読めば、それぞれの「違い」がより深く理解できるはず!

Brand in-depth 第4回(前編)ファクトリエ・山田敏夫の「放っておけない」性格が工場と顧客をつなぐ_image

Brand in-depth 第4回(前編)ファクトリエ・山田敏夫の「放っておけない」性格が工場と顧客をつなぐ

取材当日、山田敏夫さんはトレードマークの白シャツ姿で現れた。身に纏っているのは、もちろん自身のファッションブランド『ファクトリエ』の製品だ。

ファクトリエの立ち上げは2012年。きっかけは20歳の頃、グッチのパリ店で勤務していたときにフランス人の同僚から言われた一言だった。「なぜ、日本には本物のブランドがないんだ?」。とっさにブランド名を挙げて反論したが、こう返された。「それって日本製なの?」

その問いに答えるかのように、山田さんは挑戦を続けている。世界に通用するメイド・イン・ジャパンのファッションブランドを作る。そう決意し、29歳で起業してからこれまでに訪ねた工場は700を超えた。現在は優れた技術とこだわりを持つ55の工場と一緒に“語りたくなる服”を作っている。商品のタグには生産する工場の名前を入れ、販売価格は工場が決めるというユニークな仕組みも取り入れた。丈夫で長く着られるうえに、職人のこだわりを随所に感じる服は、多くの顧客に支持されている。

創業から10年が経ち、ファクトリエの未来をどう描いているのか、というのが今回の対談の趣旨なのだが、山田さんってどんな人物なの? という話からスタートする。単なる思い出話のように見えて、実はそこにはファクトリエの根幹があると気づくはずだ。