三島由紀夫の来た夏

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三島由紀夫の来た夏/横山郁代
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はじめに
口絵
地図
第一章 三島由紀夫に出会った日
 キュッとしまったお尻に…
 三島さんのアッカンベー
 下田太鼓祭り
 三島さんにウフッ
 三島さんが店に来た!
 戯曲に魅せられて
 演劇部に入った頃
 『愛の不安』
 三島由紀夫と話した日
 「ホテルに遊びにいらっしゃい」
 小粋なマドロスさん
 三島さんのアドバイス
第二章 三島さんが巻き起こした風
 赤のふんどしで…
 下田東急ホテル
 蟹に対して逃げ回る三島先生
 初めてのパチンコ体験・ごひいきの店①
 好物は伊勢エビづくし・ごひいきの店②
 鮑の肝を生でパクパクと・ごひいきの店③
 正しいソックスの履き方
 「流し」と『さよならルンバ』♪
 「メケ・メケ」の女たち
 悲しみをうっちゃる海
 芸者と遊女の違いって?
 海上保安部に向かって敬礼!
 地元の人も通らない山道を登って
 詩人・佐藤惣之助はいいですねえ
 川端康成の『港』
 港町の人間と魅力
 港町文化を育んだ大横町
 清水港への取材につきあって
 戯曲の舞台セットに選んだ下田のある場所
 ヒミツの浜辺
 ヤクザ映画に首ったけ
 ドナルド・キーン氏と下田にて
 楽しい時を過ごしました。
第三章 下田、伊豆。小説の舞台を訪ねて
 『月澹荘綺譚』の舞台のうごめく波
 登場人物のモデルとなった老人
 石切場のあった場所を探して
 祖母・夏子
 母・倭文重
 めくるめく自然描写
 『音楽』の舞台となったプールサイドの麻雀
 挿絵作家のところに突然現れた三島由紀夫の礼儀正しさ
 西伊豆で出逢った『獣の戯れ』にゆかりの人
 『剣』『苺』。せっかちで調査に入念な三島さん
 東伊豆、『真夏の死』の今井浜
 今井浜と作家・石坂洋次郎
 『奔馬』で主人公が割腹した熱海
 『クロスワード・パズル』『施餓鬼舟』と熱海ホテル
第四章 「あの夏」のあと
 約束の行方
 美しく残酷な秋の日
 その死の後に
 思い出の瑤子夫人
 私とジャズ
 アメリカから届いた手紙
 心の中の三島さん
 差別
 「民族的憤怒を思い起せ」
 日本のアイデンティティー
 オーディション
 下田の風
 「ポルトカーロ」に集う三島さんゆかりの人たち
 風呂で三島さんの背中を流した作家
 「あれは俺の涅槃像だ!」
 横尾忠則さんから届いた小包と細野晴臣さん
 吉田松陰と三島由紀夫
 三島由紀夫を下田に引き寄せたもの
 「この木にいつも呼ばれている気がする」
 三島さんが眠る多磨霊園にて
 三島さんの自決の地に立ったとき
 永遠の三島さん
あとがき
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2010年11月10日 初版第一刷発行
著者 横山郁代
発行者 久保田榮一
発行所 株式会社扶桑社
〒105-8070 東京都港区海岸1丁目15番1号
電話03-5403-8879(編集)
  03-5403-8859(販売)
ホームページ http://www.fusosha.co.jp/
印刷・製本 大日本印刷株式会社

ISBN978-4-594-06306-1 C0095 ©2010 Ikuyo Yokoyama
Printed in Japan

定価 : 本体1400円+税

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