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バイカラークオーツ
バイカラーのクオーツを見つけました。 透明な結晶のベースにグリーンと褐色の色が入っています。 どうやら山入り(ファントムクオーツ)の一種の様です。 山入りとは水晶が成長していく過程で、一度成長が止まり、また成長する際に他の成分や物質が含まれることで中に先に成長した結晶の外郭が見えるものですが、内包物というよりは何かの成分がプラスされて発色している様です。
鉱物 ルース SiO2 2.6ctネルママ
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ピンクファイヤー アメジスト
白熱灯でピンク色に見えるアメジスト カンボジア ラタナキリ ボレイ産です。 ブルージルコンで有名なラタナキリですが、アメジストにピンクファイヤーが内包されていることで一躍有名となりました。 鮮やかなラメ状のメタリックピンク、コーベライト(銅藍)がインクルージョンしていると言われておりますが、 最近はインクルージョンの正体が、ヘマタイトだという説があります。またゲーサイトやレピドクロサイトによるものだとも言われているそうです。 顕微鏡で様々な表情の内包物が観察できます。 光源によりはっきりとカラーシフトするのも面白いですね。
鉱物 結晶 SiO2 カンボジアネルママ
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水晶クラスター フラワークオーツ
モロッコ・スマラ産水晶ジオード(晶洞)の内部で成長した水晶クラスター。 独特な形状で花が開いたようにも見える事から、フラワークォーツとも呼ばれる珍品。
鉱物標本 SiO2 モロッコ サマラネルママ
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フローライトインクオーツ
菫色の蛍石が内包されているクオーツです。 よく見ると緑色のガーデンクオーツにもちょこっと入っています。 緑の苔のように見えるクローライト(緑泥石)はウネウネしていて虫のフンの様です。 9.6✖️6.5✖️4.6mm
鉱物 ルース SiO2 1.285ctネルママ
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オイル イン クオーツ
パキスタン産のオイルインクオーツです。 中央のオイルの中には気泡が入っていて傾けると丸い気泡が転がる様に移動します。 日本人カッターさんの手仕事、割と大きめのラフから絶妙な位置に内包物が来る様に贅沢にカットしたと自信一品だそうです。 確かに内包物を観察するのにとても良いフォルムです。そして仕事が綺麗。 クオーツにしては強気の値段でしたがその分高品質でした。
鉱物 ルース SiO2 1.14ctネルママ
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瑪瑙
北海道 花石産の白い瑪瑙ですがほぼイリスアゲートでしょう、と言いたくなるくらいの色合いです。 細かい縞のところを透過で見ると揺らいで見えます。 スライスのものを購入しましたが、磨いたら虹が出るのでは?と楽しみです。
鉱物標本 SiO2 北海道 花石ネルママ
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スターローズクオーツ
甲府の研磨職人さんのオールドストックだそうです。 60年前に仕入れたものではないかとの事でした。 譲っていただいた方が試しにカボションに加工したところ、スターだった事が判明した次第。色も濃く、サイズもあり、かなり見応えのあるものです。 産地は不明ですが、60年前から輸入しているとしたらブラジルあたりではないかと思われます。
鉱物 カボション SiO2ネルママ
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ロマネサイト イン アメジスト
アメジストの中にロマネサイト(ロマネシュ鉱)という鉱物が内包されているという非常に珍しい天然石です。 今回ファセットされたものを入手出来ました。 ロマネサイト成分 : (Ba、H2O)2(Mn4+、Mn3+)5O10 ホランダイト成分:Ba(Mn4+6Mn3+2)O16 ロマネサイトとホーランダイトは成分的に非常によく似ています。 ともに、バリウムとマンガンという金属元素の酸化鉱物ですが、ロマネサイトは水を含み、ホーランダイトは水を含んでいません。 あとマンガンの状態の違いもありますが、成分的に似ているのでやっぱり見た目も似るのかもしれません。 単斜晶系で比重は6.5と非常に重いです。 グレーなものや白いものはバリウム成分が少ないのだとか
鉱物 ルース SiO2 6.43ctネルママ
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糸島産ローズクオーツ
糸島産ローズクオーツ 浮岳が産地だそうですが、友人が散歩途中に海まで流れ出た礫を拾い集めていてくれてそれを分けて頂きました。
鉱物 礫 SiO2 福岡県糸島市ネルママ
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アメジスト
産地不明のアメジスト 濃いお色が目に鮮やかです。 カテドラル風なのも見どころポイント
鉱物 結晶 SiO2 六方晶系ネルママ
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玉川の瑪瑙
川岸の砂礫層(褐鉄鉱が粘結剤の役割をしていて堅い)に含まれていたメノウが 洗い流されて川原や葦原に落ちているのを歩きまわって拾う表面採集になります。 赤色から、黄色、そして白色(不透明)まで各種に色づいたものが採集できます。 赤色の原因は、微細な赤鉄鉱だろうと思われます。
鉱物 岩石 川石 SiO2 茨城県常陸大宮市ネルママ
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黒曜石(矢尻)
北海道産十勝石(黒曜石)で出来ているヤジリです。 この産地では良質で大型の剥片が得やすく、時折30㎝を超すほどの両面加工尖頭状石器などが発見されています。 ガラス味の強い黒色、灰黒色のほか、赤い筋の走る黒曜石(画像)が十勝周辺特有とされ有名です。 交易範囲は広く、海峡を越えたサハリンや沿海州、青森県にまでもたらされているといいます。
石器 SiO2 北海道 十勝ネルママ
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ゴビアゲート
どう見てもゴビアゲートだし、そう言われて入手した気がするのですが、何故か袋にはモザンビーク産と記載されています… ゴビアゲートは他の産地の瑪瑙と同じく、火山の溶岩の中の小さな気泡(隙間)にシリカが満たされて生まれます。 瑪瑙が生まれた後に長い年月を経て外側の黒い火山岩が風化して、この小さな瑪瑙のみが砂漠に放り出されます。 その際の瑪瑙には少量の水分が含まれており、それが砂漠の強い日差しや熱により蒸発し、瑪瑙が収縮し、表面が網目や干しブドウのような模様になるそうです。 発色原因は鉄など微妙の遷移金属のイオンによるものだそうです。
鉱物 礫 SiO2 中国 黒山ネルママ
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山入水晶
透明度の高いファントム水晶です。 4cm程の結晶です。山入りがスッキリと美しく見えます。
鉱物 結晶 SiO2 山梨県東山梨郡牧丘町水晶峠ネルママ
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乙女鉱山の水晶②
透明度の高い両垂の水晶と双晶。乙女の双晶は軍配型をしています。 乙女鉱山は比較的高温で出来たペグマタイトだそう。 双晶が成長するにつれて6方柱状2個体の接合から軍配型になり最後にV字型が現れる順序らしい。
鉱物 結晶 SiO2 山梨県ネルママ
