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ピンクファイヤー アメジスト
白熱灯でピンク色に見えるアメジスト カンボジア ラタナキリ ボレイ産です。 ブルージルコンで有名なラタナキリですが、アメジストにピンクファイヤーが内包されていることで一躍有名となりました。 鮮やかなラメ状のメタリックピンク、コーベライト(銅藍)がインクルージョンしていると言われておりますが、 最近はインクルージョンの正体が、ヘマタイトだという説があります。またゲーサイトやレピドクロサイトによるものだとも言われているそうです。 顕微鏡で様々な表情の内包物が観察できます。 光源によりはっきりとカラーシフトするのも面白いですね。
鉱物 結晶 SiO2 カンボジアネルママ
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水晶クラスター フラワークオーツ
モロッコ・スマラ産水晶ジオード(晶洞)の内部で成長した水晶クラスター。 独特な形状で花が開いたようにも見える事から、フラワークォーツとも呼ばれる珍品。
鉱物標本 SiO2 モロッコ サマラネルママ
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オイル イン クオーツ
パキスタン産のオイルインクオーツです。 中央のオイルの中には気泡が入っていて傾けると丸い気泡が転がる様に移動します。 日本人カッターさんの手仕事、割と大きめのラフから絶妙な位置に内包物が来る様に贅沢にカットしたと自信一品だそうです。 確かに内包物を観察するのにとても良いフォルムです。そして仕事が綺麗。 クオーツにしては強気の値段でしたがその分高品質でした。
鉱物 ルース SiO2 1.14ctネルママ
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フェナカイト
珪酸ベリリウムというよくある化学組成ではありますが、生成条件が限られているためでしょう、稀少鉱物の一つで、ペグマタイト脈、熱水鉱床、アルプス型山岳鉱床に燐灰石、水晶、トパーズ、緑柱石等と共に産します。 フェナカイトの名はギリシア語の ”Phenax=うそつき、紛らわすもの” に由来しますが、産地により、柱状面、菱面、四面などの発達の異なる単結晶や双晶等、多様な結晶形を示し、何故か一緒に産出する、水晶、微斜長石、トパーズ等に似た結晶形を示すそうです。 ”偽りの” という命名はこうした産状に由来するのかもしれません。 マダガスカル産のこのルースはぱっと見では特に気にならないですがルーペでは全体に細かな内包物あり。 6.0×5.9×4.1mm
鉱物 ルース Be2SiO4 0.93ctネルママ
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バンカチャ スター サファイヤ
こちらはタイのバンカチャ鉱山で採掘されたバンカチャサファイアと呼ばれるサファイアです。 ブラックサファイアのアステリズムは、ミャンマー産やスリランカ産のルビーやサファイアに見られるシルクインクルージョンによるものではなく、ヘマタイト(酸化鉄)の含有によるラメラー構造による光の効果によるものだそうです。 裏側は基本未研磨です。 褐色にブルーも乗っています。
鉱物 カボション Al2O3 2.1ctネルママ
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ピンクサファイヤ
瑞々しいピンクサファイヤです。 シラーが強くクルクル回すと表情がコロコロ変わり見飽きません。 UVで蛍光 中央宝石研究所の記事より アフリカ産のサファイアは7.5億年から4.5億年前の汎アフリカ造山運動に関連しています。 原生代末~古生代初めにかけてのこの時代はアフリカ大陸一帯で広範囲の造山運動が発生していました。 特に西ゴンドワナ大陸と東ゴンドワナ大陸の衝突はルビーをはじめとする多くの宝石鉱物の発生に関連しています。 ケニア、タンザニア、モザンビーク等のアフリカ諸国やマダガスカル、インドおよびスリランカのルビーはこの時代に形成しています。
鉱物 ルース Al2O3 0.821ctネルママ
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イエロースターサファイヤ
白い石だなと思いましたがサファイヤはこのくらいの色味はイエローの範疇なんだそうです。 UVでイエローが濃くなりますね。 スターどこ?ってくらいのモヤっとシラーですが、カットする時の角度が良ければスターが出たのかな? 13.3×11.0×6.7
鉱物 カボション Al2O3 11.50ctネルママ
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ラリマー
ラリマーとは、ドミニカ産のペクトライト(ソーダ珪灰石)の変種に名付けられた商業名です。 トルコ石のような魅力的な明るい空色は、50ppm と、ごく微量の銅イオンによる発色です。
鉱物 カボション ドミニカ共和国 NaCa2Si3O8(OH)ネルママ
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中性長石双晶 アンデシン
国産鉱物 中性長石 カルルスバット式双晶 弘法石 結晶の長さ5mm〜8mm。中性長石の双晶の分離結晶。 白い板状結晶が中性長石。 デイサイト凝灰岩に含まれる斑晶が風化により分離したもの。 内村層の森 部層に含まれるデイサイト凝灰岩より。 違い石=誓い石という語呂あわせで、お守りに使われていた。 日本産の中性長石は、1895年(明治28年)に初めてこの産地から報告された。 現在は市の天然記念物に指定されております。
鉱物 結晶 (Na,Ca)【Al1-2Si3-2O8】 長野県上田市前山弘法山ネルママ
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レインボーカルサイト
方解石はモース硬度が3と柔らかく、その上完全な劈開性を持つことからカットするのが極めて難しい鉱物です。 しかし慎重にカットされた時は、本来の高い複屈折率としばしば双晶による二重の屈折との相乗効果とで、虹のような光のスペクトルの大きな分散をもたらして、万華鏡効果と呼ばれる虹色に煌くファイアーを見せます。
鉱物 ルース CaCO3 ブラジルネルママ
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ルチレイテッドクオーツ
石英は熱水中に溶け込んだ珪素と酸素とが常温,常圧から1000℃,2000気圧を超える高温,高圧に至る広汎な条件下で結晶する鉱物です。 ペグマタイトや熱水鉱床は初めは高温高圧ですが,次第に温度と圧力が下がって行きます。 先に高温高圧下で結晶して熱水中を漂っている緑柱石,トルマリン等の鉱物結晶を,最後に結晶する水晶が取り込むことが稀ではありません。 中でもルチル(金紅石:TiO2:酸化チタン)の金色や赤の針状結晶が含まれると,美しい煌きを見せるため,宝飾品としても高く評価されます。
鉱物カボション SiO2 三方晶系ネルママ
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シトリン
シトリンは天然には極めて稀な宝石ですが、紫水晶や煙水晶を加熱処理したものが大量に出回っています。 2009年頃、マダガスカル中央部の水晶産地から散発的に天然の黄水晶が発見されるようになりました。 結晶の外周は煙水晶ですが、内部に透明な黄水晶になっていて 、最大では400カラットにも達する金色のルースがカットされたそうです。
鉱物 ルース SiO2 2.34ネルママ
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ウヴァイト
ウヴァイトは1929年、スリランカのウヴァ地方に産出したことに因む命名 他のトルマリンとは異なり、柱状ではなく平板状の1cm程度の小さな結晶の集合体としてペグマタイトやスカルン鉱床に産する。 不純物としてナトリウム、三価の鉄やクロム、ヴァナジウム、二価のマンガン、四価のチタンを含み、暗緑、茶色、褐色、赤、黒色を示す。 不透明および半透明で宝石用途にはならないが、稀に装飾用として用いられる。 スリランカでは石灰岩中に透輝石と共に産する。その他チェコ、ロシアのバイカル湖、ニューヨークのエセックス、カナダ、オンタリオ等に産する。現在もっとも良く見られるのはブラジルバイア州ブルマードのマグネサイトの晶洞中の結晶。
鉱物標本 CaMg3(Al5Mg)(BO3)3Si6O18(OH)3(OH) 2.55ctネルママ
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レッドシェブロンアメジスト
Red Chevron Amethyst インド産シェブロンアメジストです。 層状の模様がギザギザと山形に見えることから、山を意味する「シェブロン」と呼ばれます。 こちらのお石さんはアメジストをスライスして磨いたもので、表と裏でも表情が違う、成長線がハッキリと見えるタイプです。
鉱物カボション 22000円 SiO2ネルママ
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コバルトカルサイト
カルサイトはとてもカットの難しい石のひとつだそうです。 コバルトはスピネルではブルーの発色起因ですが、カルサイトではピンクを示します。かなりフラクチャーやインクルージョンがありますが、顕微鏡下ではそれも楽しみの一つ。このルースはフィンガープリントが観察できます。
鉱物 ルース CaCO3 0.49ctネルママ
