Itydeois with long spines

Itydeois shandongensis
Zhangxia Formation, Sikou Village,
Feixian County, Linyi City,
Shandong Province, China
Middle Cambrian
体長: 棘を除いて14mm.

山東省 臨沂市 費県産。

写真1〜4: ポジ
写真5: ネガ
写真6: 上がポジ、下がネガ

The Back to the Past Museum Guide to TRILOBITES IIの282ページに掲載されているのと、概ね同等レベルの標本です。最後尾の棘は、体長の60%を超える長さです。１本の棘の長さだけで言えば、GerospinaやNorwoodiaの方が長いのですが、頭部から尾部まで8本の棘が長く伸びる様は、カンブリア紀三葉虫の背棘では、最右翼だと言えるのではないでしょうか。
当館には、本種で棘が短いタイプも展示してあります。見た目がかなり違うのですが、同じ名前で流通している様です。