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WBC2006 ホーム用ユニフォーム
遂にWBCユニの登場です。
記念すべき、2006年開催の第1回WBCのレプリカユニフォームのホーム用。
アテネ五輪で松坂大輔のユニを買ったので、ライオンズファンとしてはWBCでは和田一浩を!ということで和田のユニを買ったのですが、哀しいほどに出番が少なくてへコーっ!となりました。
で、従来の縦縞ユニとはまったく異なるユニフォームが誕生して、当時はかなり驚きました。だってストライプが無い!
どうしてこの新たなユニフォームが誕生したのか、少し長くなりますが説明します。
WBC2006の翌年2007年にはアジア選手権、さらに翌年には北京五輪に出場している侍ジャパン、すなわち野球日本代表ですが、そのときのユニフォームは従来の縦縞の代表ユニに戻っています。
なぜ、このWBCユニは着用されなかったのかというと、ざっくり言えば、それぞれの国際大会に代表チームを派遣している組織が異なるからです。
IBAF(現WBSC)主催の大会や、オリンピックに出場する日本代表チームの編成権はBFJ(全日本野球協会)がもっていました(アテネ五輪以降は全日本野球会議に変更された)。
一方、MLB主催のWBCはNPBが日本代表を派遣していました。
このためこの時代のオリンピックとWBCではユニフォームが異なっていたのです。
さらにはWBCではあらゆる収益がMLBに流れ込むシステムになっていて、レプリカユニ販売の収益も同様で、日本代表伝統の縦縞ユニの権利までもっていかれてはたまらん、ということでまったく新たなデザインのユニフォームをつくったとも言われています。
その後2013年にNPBとBFJは国際大会におけるプロとアマの一層の連携を深めるために「野球日本代表マーケティング委員会(JMBC)」の設立を発表し、そこでようやく全世代のユニフォームが統一されることになったわけです。
プロ主導の代表で着用されてきた侍ジャパン仕様に統一されたわけですが、他の競技では当たり前のことを実現するのに、野球界では阿呆みたいな時間を要した、ということになります。
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