140  サウロンの目  サウロニオプス Sauroniops

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2007年にモロッコの白亜紀の中期ごろに当たる地層から発見された大型の肉食恐竜。2012年新属種として記載された。正式な学名はサウロニオプス・パキトルス(Sauroniops pachytholus)。
属名のサウロニオプスは例のトールキンの小説『指輪物語』の、というより、映画『ロード・オブ・リング』の悪のシンボル
『サウロンの目』に因んでいる。『オプス』はギリシャ語で『目』を意味する。
この辺は名前ありきだから、命名では『あるある』である。
何でサウロンなのかと言うと、化石として発見された頭骨が不完全で眼窩が一個だけしか確認されていないからなんだと。
映画の「サウロンの目」も片目だよね。どうしてもつけたかったんだろうね。ゴジラサウルスなんかも属名になっている。
よく小種名に自分の趣味とかお世話になったスポンサーとかの名をつけることはあるんだけどね。シネミス・ガメラやディプロドクス・カーネギーとかさ。

ただこの全長12メートル近い推定を受けているカルカロドントサウルス科の恐竜は目が一個しか発見されてないから付いた名前だ。映画のあの目のような目がついていたわけじゃない。
最近の学名にはなんたら(サウルス=とかげ)のような古典的な属名は少なくなったね。シアッツとかルゴプスとか…

まぁ、とにかく描いてみた。

作成年月日 2024.10~2025.02.20

原画 サイズ5184×2614pix 解像度320dpi  38.8MB Tifファイル

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