【1860年〜?】文久永宝 草文

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こちらはかつて江戸時代の日本で流通していた、「文久永宝」になります。
「文久永宝」には三種類あり、こちらはそのうちの「文」が草書体で書かれているタイプのものになります。
鉄の寛永通宝が不評だったことを受け、再び銅で銭貨が作られるようになり、その際に発行されたのがこちらの「文久永宝」です。
調べた限りでは、浅草橋場の銭座で製造されたものが「草文」、そして「略宝」と呼ばれる種類のものに該当するようです。
こちらの「草文」はおそらく「文久永宝」の中で最もよく見かけるものだと思います。
直径は27mm、量目は3.19gとなっています。
「文久永宝」のうち鉄銭は明治三十年に、銅銭は1953年に法的効力を失い、現在では効力を有さない貨幣のひとつとなっています。
(2025/3時点での「文久永宝-草文」の収蔵数:13点)
(情報参考元:Wikipedia)

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