小学館 てれびくんデラックス愛蔵版 仮面ライダーアギト超全集 上巻

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2001年9月20日 初版第1刷発行
発行所/小学館

平成13年(2001年)に小学館より刊行された「てれびくんデラックス愛蔵版 仮面ライダーアギト超全集 上巻」です。
いわゆる“平成仮面ライダーシリーズ”の第2作目として、平成13年1月から翌平成14年(2002年)1月にかけて放映された『仮面ライダーアギト』のムック本です。仮面ライダーアギトの各種フォーム、メカニック、登場キャラクター、敵怪人アンノウンを紹介した「仮面ライダーアギト キャラクター図鑑」や、テレビシリーズ第1話~29話の「エピソードガイド」、アギトの劇場版公開を伝える「仮面ライダーアギト PROJECT G4 劇場版緊急速報」をオールカラーで掲載。二色刷りのページでは、もう一歩踏み込んだ「仮面ライダーアギト秘密データファイル」や「G3極秘資料完全公開」などを掲載。
大好評のうちに幕を閉じた『仮面ライダークウガ』のあとを受けてスタートした『仮面ライダーアギト』。クウガを踏襲したアギトのデザインラインや一部設定(未確認生命体の呼称など)もあり、当初は『クウガ』の続編的なものになるのかな、と思ったりもしましたが、結果的には『クウガ』とは全く方向性の異なる、3人の仮面ライダーの群像劇でしたね。『クウガ』はかなりハマって観ていただけにそこはちょっと残念だったんですが、今思えばそれで良かったんだと思います。“ライブ感”を重視した白倉伸一郎プロデューサー、脚本・井上敏樹ラインの創り出す『アギト』の世界観は、緻密な世界観を重視した髙寺成紀プロデューサー、荒川稔久ラインのそれとは異質のものであり、むしろ『クウガ』の二番煎じにしなかったからこそ、“平成仮面ライダーシリーズ”の多様な作風が生まれるきっかけとなったのではないでしょうか。

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